アドラー心理学×コーチング×NLP スクール
— 変わるリーダー・変わらないリーダー —
米国NLP協会認定プラクティショナー・マスタープラクティショナー資格取得コース
コーチとして色々な企業にたずさわらせていただいていると、職種関係なく中間的立場にいらっしゃるリーダーや二代目社長などの多くが、ため息まじりによくおっしゃることがあります。
例えば
◆社内の雰囲気が悪い。
◆想いが、従業員や役員などにうまく伝わらない。
◆会社や商品の方向性が上手く定まらない。
◆やりたいことはあるが賛成を得られるように上手く伝えられない。
◆古参社員が意見に耳を傾けてくれない。
◆そもそも「何を」「どうやったら」いいか分からない。
◆自社の強みがわからないので、差別化やブランディングが出来ない。
◆育ってきた従業員が辞めてしまう。などです。
少し話が逸れますが、私はかつて(株)シャープに在籍しており、年間 800 億円を売り上げ、液晶テレビはブレイクし、社内で何度も表彰されたりしていました。そんな私は世間から勝ち組の代表と言われていましたし、当時のシャープは今よりもっと勢いのある状態でした。
ですが、その頃の社内の雰囲気や状況も、多くのリーダーがため息交じりに語る上記のようなものと同じだったのです。
何度も表彰されたとはいえ、当時の私は経営サイドの立場ではなく、私の目から見た経営サイドの立場にある人たち、つまり部下から見たリーダーたちは
・お客様を見ずに上の機嫌ばかり気にている。
・無駄な指示が多い。
・部下の話を聞かず無視する。
・会社や仕事に対しての想いが無く、自分の立場を守ることにしか気持ちが向いていない。
という風に見えており、それらのことに対して内心不満を溜めてもいました。
そして今、プロコーチという仕事をしている中で、今の私が当時を振り返って考えてみると、当時の私が感じていた不満の多くは、実は、組織の多くの人が、伝えること以上に、「伝わる」ようにという部分がキモであるということを意識できていなかったことや、思いを、ちゃんと伝わるように伝える技術を持っていなかったこと、そのあたりに起因しているのではないかと思っています。
私たちは、伝えたつもりでも伝わっていなかったり、真意が誤解されていたり、自分がきちんと言葉にしていないがゆえに相手が察し間違えていたりなど、想像している以上にコミュニケーションの齟齬が起こっているし、そのための技術の多寡・有無が、実は組織全体のパフォーマンスに対しても想像以上に大きく作用するということを、案外わかっているようでわかっていません。
そして、私がプロコーチとして経営者や従業員など様々な立場の方のご相談に乗っていく中で、以前以上に強く思うようになったことがあります。
それは、「社内コミュニケーションの技術やスキルを、知らなかったり、知ってはいても使えないせいで、経営者も従業員もそして会社自体も損をしているし、多くの人はそこができていないのにできているつもりになっている」ということです。
また、経営者は、売り上げを上げることや会社の存続に意識が向きすぎていて、自社の強みということを考える余裕がなくなっているんだなと思うこともよくあります。
もちろん、趣味ではなく仕事なのですから、売り上げの向上を考えることはとても大切なことです。
ですが、そのためには自社の強みを知り、従業員の適正にあった配置をし、各人が会社で働くことに楽しみや喜びを見出せるような会社にしていくことが大切です。
考えてみてください。会社というのは、言ってみればただの箱にすぎません。そこで働く「人」という中身こそが売り上げを作っていくのではないでしょうか?
だからこそ、社内の人間が意欲的に働いていける環境というものを整えるか否かは、自社の未来を決定づける大きな要因なのです。
そして、自社の強みを知り、従業員の適正にあった配置をし、各人が会社で働くことに楽しみや喜びを見出せるような会社にしていくこと、それはちょっとした考え方や意思疎通のスキルの有無によって可能なのです。
また、従業員が生き生きと働き、あなたの思いが周りにちゃんと伝わり、かつそれを納得してもらえるようになれば、仕事をする中で、あなた自身もやりたいことに向けて今よりもっと楽にアクセルを踏んでいける、そう思いませんか?
かつて大企業で大きな結果を出しつづけながらも精神的には追い込まれていた経験から、どんどん働きづらくなっていっている現在の日本企業を、個々人の才能を上手に使い、元気に楽しく、もっともっと働きやすい企業にし、働く人ひとりひとりの夢が叶う国になっていくお手伝いをしていきたいと思っています。
この講座では、参加された方それぞれの自分と自社を変えていくための、一生もののスキルやノウハウをお伝えします。